何とか復活できましたよ。
さて、ある芸能人のお店で食中毒が発生しましたね。
体調不良を訴えた客からは、カンピロバクターという細菌が検出されたようです。
この細菌は、もともと多くの家禽類の腸内に棲息し、正常細菌叢を構成しています。
つまり、動物の体内では問題を起こさないのですが、食用動物の調理で衛生面に不備があると、人の体内に入って食中毒を起こす細菌だということです。
ですから、生肉食をやられる方は、衛生面に特に気を遣ったほうがいいと思います。
食中毒は私も経験ありますが、とても怖いものです。
しかも、よりによって、新婚旅行中の機内食で当たりましたので、ほろ苦い思い出になっています。
隊長ブログでは感染症シリーズが続いてますが、ついでにもう少しいっちゃいますね。
なにゆえに?
と思われるかもしれませんが、もともとは、ペットの食事と健康を考えるところから出発していますので、そのラインということでお許しください。
基本的に、このシリーズのお話は、ある医療系のセミナーで聞いた分子病理学の知見がベースになっています。
ここで、ちょっと反省しているのですが、感染症のことを少しでも多くの人に知らせたいと思うあまり、怖さを強調し過ぎたきらいがあります。
風邪やインフルエンザ、食中毒などですと、誰でも病原体が思い浮かびますが、意外な病気の背後にも、感染症が関与していることを訴えたかったわけです。
急性で重篤な感染症も怖いですが、むしろ、別の怖さがあるのが、急性症状を示さないものです。
体の中に長期間居すわり、いろいろな臓器を住処としている彼らは、免疫力が落ちたときに日和見感染症を発症させるか、何となく体調がすぐれないなど、東洋医学でいうところの未病の状態を引き起こしたり、あるいは長期的な慢性病に結びついたりすることがあいます。
例えば、不整脈や動脈硬化、心筋梗塞から糖尿病などの生活習慣病から各種のガンまで、さらに驚くことには、鬱病や認知症、子供の行動障害などにも、感染症が関わっているケースがあるそうです。
これらの病気では、普通、感染症だとは考えませんし、通常の検査では、なかなか発見できにくいだけにたちが悪いかもしれません。
だから、知識として知っておくことは、無駄にはなりませんし、いざというときに役に立つかもしれません。
ただ、確かに感染症は怖いものですが、病原体に接したとしても、誰もが病気にかかるわけではありません。
感染を防ぐことは難しいですが、抵抗力や免疫能力を強くして、感染しても発症しないようにすればいいわけです。
食事や睡眠を十分にとり、適切な運動やストレス管理などをして、病原体を寄せつけない体をつくることも大切かなと思います。
除菌については、常識的な範囲で生活しておれば、さほど神経質になることもないような気がします。
どうしても、気になるようでしたら、ファ○○○ズなどの市販の除菌剤を使ってもいいそうです。
除菌のしすぎは、良くないという考え方もあるようですが、これは、常在菌のバランスというものを言っているからでしょうね。
そもそも体内には、細菌などの微生物類が棲息していますし、正常細菌叢といって、人間にとって必要なものも多いものです。
一説によると、人体の100兆個以上の細胞のうち、90%以上は、細菌、ウィルス、原虫、寄生虫などに由来する細胞であると言われています。
微生物は、特に口腔内や消化管など、外部と連絡している粘膜面に多く棲息しており、一方、血液や脳、肝臓、声帯より下部の呼吸器については、本来無菌の場所であり、それらの部位に細菌が存在する場合には、感染が起きていることを意味します。
また、正常細菌叢であっても、何らかの理由で、本来いるべき場所と違う場所に行くと、悪さをすることがありますし、冒頭で述べたカンピロバクターのように、他の動物では常在菌になっているものもあります。
隊長家が今取り組んでいるのは、除菌というより、特定の病原体のデトックスと表現した方が適切かもしれません。
これは、決して正常細菌叢のバランスを壊すものではありません。
病気にかかったときはかかったときとして、それまでは何もしないか…それも選択肢の一つです。
病気になってから対処するか、予防を重視するかは、その人の考え方次第でしょうね。
ただし、予防に重点を置いた方が回復も早く、かかる費用も結果的に抑えられるというメリットはあります。
koromamaがそうであったように、未病の状態であれば効果も早く出ますが、ガンなどの難病になりますと、複雑な要因が絡み合っているので、もつれた糸を解きほぐすのは、そう簡単なことではありません。
膨張する医療費が問題視されていますが、これからは治療より予防にシフトすることが大切なのではないかと思います。
今年から始まったメタボ検診はその一つなのでしょうが、もう少しやれることが、ほかにもたくさんあると感じています。
医療についても、新しい考え方が必要になってきている。
そういうターニング・ポイントに、私たちは今立っているような気がします。

実は、このシリーズでお伝えした知見は、ある医学手法で発見されたあと、現代医学で追試・確認されたものなんです。
その手法については、ただいま、隊長家も研修中!
いずれまたレポートすることがあるかもしれません。
※参考文献「恐怖の病原体図鑑」(トニー・ハート)



バイキン4部作、大変興味をもって読みました。
情報を知っているのと、知らないのでは実際にことが起こったときの対処に差が出ますよね。
うーん、我が家は予防と言っても外から帰ってきたら「手を洗う、うがいをする」くらいしかしてません。
ありがとうございます。
確かにそうですね。
知っておいたほうがいいですね。
さらには、対処できる方法があるということを知っておくと、
とても安心です。
情報は少ないよりも多いほうがいいです。
イヤなことも良い事も、それが現時点での事実なら。
その病理学のセミナーってその道の人しかダメかとおもったら、一般人向けもあるんですかね?
歯周病菌が心臓で悪さする、ピロリ菌が胃で悪さするって一般人が知ったのは、つい最近ですもんね。
あるいみ、医療に関する情報格差って大きいのかもしれませんね。
続編楽しみにしてます。
知っているのと、知らないのでは実際にことが起こって対処する時には大いに差が出ますので、知識の大切さが分かります。
歯周病が気になって歯科に行きましたら、全般には良く磨けているということでしたが、奥歯の内側に一部磨き不良があるとの指摘を受けたところです。電動歯磨きを使っていましたので安心していたのですが、少々ショックを受けています。歯磨き10分、歯間ブラシも使うことをあらためて実行しているところです。
そうですね。
確かに医学の情報格差って大きなと感じました。
分子病理学のセミナーではないんですが、
あるセミナーの一部で紹介されていたものです。
専門家向けの内容をかみ砕いて、
一般向けにされたものでした。
確かにそうですね。
私もこれからもっと勉強していきたいと思っています。
歯の磨き方は、なかなか難しいものがありますね。
私も音波歯ブラシで完璧!
と思って歯医者さんにいったら、
けっこう磨き残しがあって、
びっくりしたことがあります。