プロフィール
名前:koro隊長
年齢:8歳
誕生日:2002年6月6日
性別:男の子
職業:須崎動物病院山口移動式診療所名誉院長(看板犬)
ウェブサイトURL:http://ameblo.jp/petlongevity/
一言:くじで当たった犬が、グランドアジリティーチャンピオンにまで登りつめた、奇想天外、抱腹絶倒の物語。
山口ネットコーギーズ隊長。北海道から九州まで全国武者修行し、旅・グルメ・競技会の極楽生活満喫中!

2008年07月19日

テリントンタッチ・ワークショップ

このところ、セミナー三昧の隊長家。

いささかセミナー疲れの感があるものの、もう一踏ん張りですたい。

今日から2日間は、福岡でテリントンタッチのワークショップに参加です。

会場は、何と倉庫の2階。


会場探しは、どこも苦労するようです。



講師のデボラ・ポッツさんは、アメリカオレゴン州在住で、Tタッチの世界的インストラクターです。


Tタッチの世界では、4指に入る人です。



ワークショップは、休憩を挟んで6時間もあったのですが、隊長は競技会などで群衆慣れしているためか、始終おとなしくしていました。


やるときはやる隊長。



まずは、犬の状態を思いこみや決めつけをすることなく、ありのままに観察するトレーニングです。

案外、自分の犬のことは見えていないものだそうです。

そこで、隣の人と交換して観察し合いました。


10ヶ月のコーギーちゃん。



その結果、隊長には、体の後ろ側に特有のテンションパターンがあることが判明。


女の人に触られてまんざらでもなさそうですが…。



これは緊張しがちな子に多いパターンだそうです。

隊長は、こう見えても、雷などの音にビビリなところがあります。


意外にビビリな隊長。



デボラ・ポッツさんに直々に指導していただきました。


隊長の状態を見抜くポッツさん。



テリントンタッチは、マッサージの一種と勘違いされている方もいますが、まったく違う概念に基づくものです。


右側の方は、D.I.N.G.O.副代表、通訳の石綿さんです。



ごくごく柔らかいタッチで犬に触れ、飼い主と犬自身に気づきを促します。


呼吸とタッチを合わせるように…。



体の緊張パターンを探し出し、それを解きほぐしていくワークでもあります。


こっていましゅか?



デボラさんは、犬の状態をすぐに見抜きます。

隊長は、体の中央部分の毛の色がやや変化しているところを中心にして、後ろ側に緊張が溜まっていることがわかりました。


上から見た隊長の図。



こういう場所は、たいてい触られるのも嫌がるものです。

体を無意識に硬くしてエネルギーの流れをせき止める一種のブロックですが、生まれつきの性格やケガ、トラウマ、ストレスなどによって、特定の場所にできます。

こういう箇所は、エネルギーの流れも滞るので、代謝が落ちて病気の一因になることがあるのは、人も犬も同じです。


後ろ側は慎重に…。



無理強いせず、Tタッチを通じて犬とのコミュニケーションを深めていきます。

Tタッチは、エネルギーの流れを解放して、緊張を解き、ストレスをやわらげ、健康を維持するにも役立ちます。


隊長もうとうとしてきました。



今回は、さわりの部分でしたが、なかなか奥深いワークだと感じました。


くるしゅうないでしゅよ!



皆さんの熱気がむんむんの会場でした。


クーラーがない…。



おまけ…。

真剣なまなざしの訳が分かったら、あなたも隊長通!


何を見つめているのでしょう?



正解はこちら!

お昼ごはんの一こまでした。


どこへ行っても隊長スタイル!



やっぱり、隊長らしい光景でした…。


明日もワークショップは続きます。

頑張るぞ〜!



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2008年07月20日

テリントンタッチ・グランドワーク

福岡で開かれた、テリントンタッチの世界的トレーナー・デボラ・ポッツさんによるワークショップの2日目です。

今日のテーマは、グランドワーク

さまざまなツールを活用しながら、犬に自分の体の動きと機能を意識させ、動物が本来持っている能力を最大限に引き出すワークです。


会場内が暑いため、明かりを消してワークショップが行われました。

写真が暗いのはそのためです。


会場は暗くても、みんな明るい表情でした。



隊長もクールウエアに専用アルミプレートを持参しての参加。


隊長は、盲導犬のようでした。



あれれ、何か変なことしてますね…。

たすきがけなんぞして、お祭りの準備でしょうか?


さあ、追い山に行くたい!



実はこれ、ボディラップというテクニックなんです。

どういう意味があるのかは、またお話しましょう。


隊長ラップです!



これもまた、変なことされてますよ。


何のまねでしゅか?



なんだか、リードが2本ついていますが…。


ぼくは、馬でしゅか?



それに、床に引いてある木の棒はいったい…。


ハードルにしては、低いでしゅね!



今日の隊長は、デモンストレーション犬として大活躍


ちょっと不安げな隊長…。



ボランティア犬として、ハンドリングの見本にもなりました。


出演料は、おやつでしゅか?



いろいろとご苦労だった隊長です。


ちょっと困り顔の隊長。



2日間のセミナーでしたが、いろいろ収穫がありました。

アジリティー、競技会、健康増進、精神面のケアなどに、Tタッチの考え方とテクニックがいろいろと役立ちそうです。


ぼくのお昼ごはんは、どれでしゅか?



今日は、さすがに隊長も私たちも疲れたので、簡単レポで、ごめんちゃい。

後日また、もう少し詳しくレポします。


今度また詳しくレポしましゅ!



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2008年07月22日

テリントンタッチ 〜ボディラップ〜

テリントンタッチの世界的トレーナーであるデボラ・ポッツさんから啓発されたことは多大でした。

日常の健康管理はもとより、メンタルケア、ストレスマネージメント、身体機能の向上やアジリティーなどの各種競技に役立つ知識が、いっぱい得られました。






Tタッチは、神経システムを活性化させ、体が本来持っている自己治癒力や運動能力をを高めます。


私たちの体にも、あちこち硬くなっているところがありますが、これらはストレスに対する防御反応によるものであると言われています。

一番わかりやすいのは、みぞおちです。

あなた自身のみぞおちを触ってみてください。

硬くありませんか?

一方、赤ちゃんに接する機会あったら、みぞおちに触ってみてください。

ふにゃふにゃのはずです。

私たちは、いろいろなものに対して、身構え、鎧をまとっています。

精神的な身構えが、そのまま身体に反映して、筋肉のこわばりとなります。

その結果、体のあちこちにブロックをつくり、エネルギーの自由自在な流れを妨げてしまっているのです。

ストレスに対し、体を硬くし鎧をまとうようにして防御するのですが、それが一時的なものならまだしも、たいていは習い性となってしまい、硬化が常態化してしまうというわけです。

このような筋肉の鎧は、痛みやストレス、トラウマなどに対して、筋肉を硬くして一定の場所に閉じこめておくという意味もあります。


犬の場合、緊張感を体内にため込んでいると、特定の場所に触られるのを嫌がることが多いとのことです。

よくあるのが、後ろ足、お尻など、体の後ろ半分に緊張をため込んでいるパターン(テンション・パターン)で、ビビリの子などに多いそうです。

隊長は、まさにこのパターンでした。

ただし、犬は賢いので、あからさまに嫌な顔をしたり、吠えたり、軽く噛みつこうとしたりするだけではなく、するりと逃げていったり、触られたくないところを人間の方へ向けないようにしたり、お座りや伏せをして触らせないようにするなどの、さまざまな戦略をとっています。

よく観察してみると、隊長が普段からこういう行動をとっていることに気づきました。

犬のことを一番見えていないのが飼い主であるとは、痛い指摘です。

犬をよく観察すること、違いや変化に気づくことが、Tタッチの第一歩になります。



こちらが例のボディラップです。

薄く伸縮性のある布で、体を包みます。






普通、私たちは、自分自身の体を意識することはあまりありませんが、必ずしもボディイメージ(精神)と肉体が一致しているとは限らないものです。

ボディラップは、人にも用いられますが、犬に応用することにより、犬自身の体への感覚を高め、自信を持つことができるようになります。






雷や機械など大きな音を怖がる犬(=隊長)、神経質な犬、パニックを起こすような犬には、特に効果があると言われています。

また、運動機能を高め、怪我の回復を早めたり、高齢犬や関節炎を抱えた犬にも役立ちます。

ボディラップは、体と心を統合させるためのワークでもあるのです。






隊長は、コーギーのまっちゃちゃんと、ボディラップを巻いたお互いの体をしげしげと見合っていました。


「君、体に変な物をまいていましゅよ!」


「あんたこそ…」






デボラさんいわく、服従訓練は大切ですが、犬の行動にはそれなりのちゃんと理由があるので、真の原因を理解してあげようとせず、何が何でも言うことを聞かせようとする態度では、真の信頼関係は築けないとのこと。


Tタッチは、単にリラックスさせるためのマッサージではありません。

犬への理解と絆を深め、より深い部分で、触れ合うためのメソッドです。

身体の本来あるバランスを取り戻し、心と体、そして感情を統合させるための、さまざまな可能性を秘めたワークであると感じました。

食事の研究と合わせ、隊長のGTP(元気で楽しくプロジェクト)の大きな柱となりそうです。



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2008年07月23日

テリントンタッチ 〜ラビリンス〜

Tタッチワークショップの2日目は、隊長が大活躍しました。

ボランティア犬として、各種ワークの説明に駆り出された隊長。

こちらは、ラビリンスのワークです。


(カーソルを写真の上に置くと…)
実験台にされる隊長



床上に棒で作った迷路(ラビリンス)の間を縫うようにして歩いて行きます。

このワークにより、身体のバランスが回復し、集中力、調整力、服従心などが改善されるとのことです。


リボンを巻いておしゃれしているわけではありません。



何事か、哲学的な顔をする隊長。

みんなの注目を浴びている状態です。


眠るふりをする作戦か?



グランドワークとは、地面への足の接し方やバランスの取れた立ち姿勢を追求するワークでもあります。

均整の取れた姿勢には、健全な精神が宿りますが、バランスの崩れた姿勢は、精神や感情のバランスも乱れた状態を現わします。


大きな人でしゅね!



こちらは、伝書鳩のジャーニーというワーク。


いろいろやらされます…。



両側から2本ずつのリードでつながれた隊長。

なんだか、鎖につながれた猛獣みたいです。


猛獣にしては足が短い…。



こちらは、ミニラビリンスでの練習風景。


クリアしたら、おやつをくれましゅか?



アジ犬の隊長にとっては、お茶の子さいさい?


えっちら、おっちら…。



簡単そうに見えますが、けっこう狭いです。

変わったリードの使い方をしているのは、バランスを取り戻すためです。


とことことこ…。



ほかのわんこの練習を見学する隊長。


見る方が楽でしゅね!



頑張ってくだしゃいよ!


みんな頑張っていましゅね!



デボラさんにTタッチの感触を確かめてもらうkoromamaです。

エクセレント!とのお言葉をいただきました。


笑顔が素敵なデボラさん!



隊長もがんばりました。

英語を話すデボラさんを、最初は怪訝そうに見つめていましたが、吠えることもなく、まる2日間も盲導犬のように、おとなしくしてくれましたので、ちょっと、見直しました。


英語をマスターする必要がありましゅね!



この2日間のワークショップには、けっこうな情報量がありましたが、それでも、日々進化し続けるTタッチのさわり部分だけだということで、広大なTタッチの世界をかいま見た感じです。

ブラクティショナー認定コースに至っては、5日間を1コースとして、6回分もの内容があるそうです。

すごい…。


今回のワークショップで、一番驚いたのは、デボラさんが、隊長の性格や心理的な問題点を一目で見抜いたことです。

なぜ、そういう行動をしていたのかということもわかりましたし、これからどういうメンタルケアをしていたったらいいのかも理解できたので、大変有意義なワークショップだったように思います。

ごくごく一部しかお伝えできませんでしたので、また、機会がありましたら、レポしていきたいと思います。



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2008年07月31日

テリントンタッチに思う 〜見ること〜

今日は、Tタッチにまつわる隊長の思索編です。

前にも書いたことなのですが、もう一度掘り起こしてみました。



Tタッチは、自分の犬をよく見ることから始まります。

実際、セミナーでは、犬の観察にかなりの時間を費やします。

「自分の犬を、初めて出会った犬のように見てください」(デボラさん)

自分の犬を毎日見ていながら、飼い主には、よく見えていないことが多いものだと言われました。






見ること(能動性)と見えていること(受動性)は違います。

毎日通る道は、よく見ていない。

毎日、会う人はよく見ていない。

どうしてこうなるかというと、実は、脳のメカニズムに、その理由を求めることができるようです。






私たちの脳は、見慣れたものに対し、スイッチを切ってしまうことがあります。

すべてを意識的に行っていては、それなりのエネルギーがいるので、見慣れた光景や聞き慣れた音などに対して、脳がエネルギーを割くことをやめ、その結果、無感覚になってしまうという訳です。

省エネと言えば、省エネですが、そのために、私たちはぼんやりした意味の薄い無意識の世界に閉じこめられてしまいます。

そのようなメカニズムを、コリン・ウィルソン(イギリスの作家・評論家)は、左脳・小脳連合の働きとして説明しています。

「左脳の目的は身近な用事を処理することにあり、右脳の目的は、全体的なパターンを気づかせることである。そして、小脳の中にロボットの働きがあり、習いおぼえたことを機械化して、何かほかのことをおぼえられるようにする」と表現しています。

現代人は、左脳・小脳連合の働きが強すぎるために、右脳を働かせることが少なくなってしまうきらいがあります。

見慣れた土地を離れて旅行に行くと、生き生きとして何もかも新鮮な気分がするのは、右脳も働き、全脳的に物事を見られるようになるからかもしれません。

どうやら、私たちは、通りすがりの野の花に感動することを忘れてしまっているようですね。






一方、A・マズローの人間性心理学でいうところの至高体験というものがあります。

見るものすべてが光り輝き、意味に満ちあふれた至高の世界です。

世界が変わった訳ではなく、見る者(の意識)が変わっただけなのですが…。

コリン・ウィルソンは、至高体験は能動的に引き起こすことができると言っています。

では、なぜ、私たちに至高体験が生じにくいのでしょうか?

その鍵は、「集中」にあります。

スイッチを切った無意識モードと同じく、私たちが慣れ親しんでいるのが、「集中」という意識のモードです。

仕事をするとき、犬のトレーニングをするとき、さまざまな場面において、私たちは意識を集中します。

それはそれで、意識の有用なモードなのですが、反面、集中は意識を狭め、スポットライトのように知覚を狭めてしまう働きがあります。

いわば、外界の情報に閉鎖弁を通して、余計なものをシャットアウトするモードが集中というわけです。

意識の性質上、それは仕方のないことなのですが、私たちはときにそれをやりすぎてしまい、そのモードに入りっぱなしになってしまいます。

意識を筋肉に例えるなら、特定の筋肉ばかり使いすぎて、こわばった状態になってしまうようなものです。

そこで、見ることをもう一度再起動し、意識的に対象に向かうことができたら…。






セミナーでは、見ることと同じくらい大切なこととして、決めつけをしないこと(レッテルを貼らないこと)だと言われていました。

この子は、喜んでいる、怯えている、興奮しているなど、私たちは、カーミングシグナルや経験上から、そう判断する訳ですが、あくまで推測に過ぎず、ほんとうの犬の気持ちというのは、別の処にあるのかもしれません。

もし、犬の行動や性格にレッテルを貼ってしまうと、そこで思考はストップし、別の側面や微細な変化を見逃してしまうかもしれません。






ですから、Tタッチでは、なるべくそのような決めつけをせずに、体や行動の具体的な変化に着目します。

あの子は喜んでいるとか、怖がっていると判断するのではなく、

呼吸のリズムが早くなった。

耳を後ろに倒していることが多い。

尻尾の揺れ方が、早くなった。特に右方向に強く振っている。

体毛のある部分が硬い(柔らかい)。色が変わっている。

ある部分の体温が高い(低い)。

この部分に筋肉のこわばりが見られる。

などと言った表現をし、それがどのように変化していくかをみる訳です。

そうすると、見逃していた多くのことに気づきが生まれます。






よく見ることとレッテルを貼らないこと…何だか人間関係でも言えそうなことですね。

以上、テクニックのお話ではありませんでしたが、ある意味、一番大切なことかもしれませんね。


「世界の物音、香り、彩りが思考のふるいを通過せず、思考によって類型化されることなく、まさにそのもの自体として人間を直撃する」(アラビアのロレンス「知恵の七柱」






ところで、今日の隊長の写真が、妙に寒々しい感じがしませんでしたか?

気がつかれた方は、観察力が鋭い!

よく見られていましたね。

実は、これら写真は、昨年の11月末のものでした。


それでは、もう一度あなたの愛犬に目を向けましょう。

初めて出会った時のように…。



※参考文献 コリン・ウィルソン「フランケンシュタインの城」、「右脳の冒険」


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posted by koropapa & koromama at 18:24| Comment(6) | TrackBack(0) | テリントンタッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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