プロフィール
名前:koro隊長
年齢:8歳
誕生日:2002年6月6日
性別:男の子
職業:須崎動物病院山口移動式診療所名誉院長(看板犬)
ウェブサイトURL:http://ameblo.jp/petlongevity/
一言:くじで当たった犬が、グランドアジリティーチャンピオンにまで登りつめた、奇想天外、抱腹絶倒の物語。
山口ネットコーギーズ隊長。北海道から九州まで全国武者修行し、旅・グルメ・競技会の極楽生活満喫中!

2008年08月21日

しばらく喪に服します

私事ですが、実父が今朝亡くなりました。

今年3月に多発性骨髄腫という珍しい血液のガンにかかっていることが判明し、多くの方々のご支援をいただいて闘病しておりましたが、残念ながら今朝4時前に息を引き取りました。

ということで、しばらくの間は喪に服して、隊長ブログをお休みしようと思います。

昨年元旦に開始以来、皆様から暖かいご支援をいただきましたこと、感謝の念にたえません。

どうもありがとうございました。



さきほど、通夜を終わって、ペットの世話のために、一時帰宅しました。

夜10時過ぎに、今日最初の食事をした隊長です。

こんなときでも、笑顔で食べてくれました。






また、この笑顔で皆様と再会したいと思いますので、その節は、変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。



にほんブログ村 犬ブログ コーギーへ
posted by koropapa & koromama at 22:43| Comment(32) | TrackBack(0) | 父のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月22日

ありがとうございました。

心のこもったお悔やみコメントや暖かい励ましのお言葉を多数頂戴しました。

いずれ落ち着きましたら、個別にコメントのお返事をさせていただきたいと思います。

本当にありがとうございました。


本日、無事、葬儀も終えて、ほっとしています(というか魂が抜けたようですが…)。

長い長い、しかしあっという間の2日間でした。


隊長は、一日お留守番。

今日も朝食抜きで、晩遅くにごはんを食べました。

留守居役、ご苦労様!






悲しみを力に変えて…。



にほんブログ村 犬ブログ コーギーへ
posted by koropapa & koromama at 23:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 父のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月23日

緩和ケアというところ

引き続き、お悔やみのお言葉をたくさん頂戴いたしました。

ありがとうございました。

隊長ブログをお休みすると申し上げましたが、何か書いていた方が心の整理がつきそうです。

ですから、隊長ブログではありませんが、しばらくはこんな感じで、思いついたことを書いておこうと思います。


父の病気を通じて、たくさんのことを感じ、学ばせてもらいました。

他人様のご温情に感激したことも多々ありました。

今日は、入院していた緩和ケア病棟のお話です。


通常は、亡くなると、可及的速やかに病院を退出しなければならないのですが、6時間以上も、病室でのお別れの時間を取らせていただきました。

じょじょに冷たくなっていく父の体を感じながら、家族全員で過ごしたこの時間は、大変貴重なものだったと思います。


亡くなったあと、担当の看護士さんは、涙を流してくれました。

最後には、主治医、副担当の先生と病棟の看護士さんなど、計二十人近くの病院関係者の方々が立ち会って、お別れのセレモニーをしていただきました。

病棟のホールに集まって、父が生前好きだった曲をピアノの生演奏で3曲弾いていただき、最後に先生から慰めのお言葉を頂戴しました。

そのうえ、病院の地下から出発する瞬間まで、部長、副部長の先生が付き添い、お見送りしていただきました。

車が見えなくなるまで、深く一礼していただいた先生に、マニュアルを超えた医の原点を見る思いでした。

緩和ケアは、看護する家族の心のケアも考えてくださるのです。


76歳と年齢的には、もう少し長生きして欲しかったですが、父の最後の1ヶ月間は、恵まれていたのではないかと思います。

私の同僚も2名、この病棟から旅立っています。

偶然ですが、廊下を挟んだ病室の方も、父と相前後して、お亡くなりになりました。

先週、私が父の病室で夜を明かしたときは、隣の病室の方が旅立たれました。

しかし、不思議と病棟内には静寂が漂い、無機質な死の雰囲気がありませんでした。

人間としての尊厳を大切にし、痛みを取り、QOLを向上させることを最優先にした緩和ケアでは、日々、ここで最後を迎える人々の世話をされていますので、看護士さんや先生も、他の病棟とは違う、慈愛に満ちた雰囲気を身につけておられます。

病棟のホールでは、たびたびピアノやバイオリンの生演奏会が開かれますし、ボランティアの方が、病室にお花や飲み物届けてくれます。

主治医の先生も、納得いくまで、1時間でも2時間でも、夜遅くまで、お話をしてくださいました。

自宅で最後を迎えるのが理想でしょうが、病院で終末期を過ごすのなら、こういう場所がいいなと感じました。

機械的・事務的・マニュアル的でない、心のこもった医療を受けることができたと思います。

すべての緩和ケア病棟がこのようなレベルであるかどうかはわかりませんが、父の入院した病院は、その点、素晴らしかったと思います。


ホスピス=死というイメージから、緩和ケアを嫌われる方がいますが、私たちは、父の最後にこの病棟で過ごすことができて、本当に癒されたと思います。

皆様の近親者がその時を迎えらなければならない場合、選択肢の一つとして、お考えになってみてはいかがでしょうか。



今日も葬儀の残務処理で忙しかったので、隊長は朝ごはん一食だけでした。






変わらぬ隊長の笑顔には、癒されています。



にほんブログ村 犬ブログ コーギーへ
ラベル:緩和ケア
posted by koropapa & koromama at 23:05| Comment(8) | TrackBack(0) | 父のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月24日

緩和ケアというところ2

緩和ケアの病棟は、病院の最上階にあって、眺望が素晴らしいものでした。






病棟の内装も暖かみのあるもので、看護士さんがばたばた走り回ることもなく、穏やかで静寂な雰囲気に満ちています。

ホテルの廊下のようであり、普通の病院内とは、ずいぶんイメージが違います。






一部を除き、ほとんどが個室になっています。

空調はもちろんのこと、テレビ、音響設備、冷蔵庫、洗面台、トイレ、ソファー、テーブル、タンス類などが完備されており、床はフローリングなので、付き添いの人が布団を敷いて直接寝ることができます。






柔らかい色調の壁紙が張ってあり、通常の病室にありがちな無機質な感じはなく、ウッディで暖かみのある内装になっています。

ちょっとしたシティホテルの一室といったところでしょうか。

もっと豪華な病室では、浴室や畳の部屋も付いた広い部屋もありました。






家族が団らんしたり、宿泊できる家族室も数室あります。






病棟内のふれあいホールからは、広いベランダに出て、景色を楽しむことができます。

季節によっては、ここで花火鑑賞の夕べなどの催し物が開かれます。






ちょうどお盆前に、すぐ近くで花火大会があったのですが、特等席で見ることができました。






ベッドから降りられない患者さんも、ベッドに寝たまま、このベランダに運んでもらって、花火を楽しんでいました。

看護士さんから、飲み物やお菓子、かき氷のサービスまでありました。






ふれあいホールの様子。

ここで、コンサートなどが開かれます。






ここで過ごした日々は、決してつらいだけではなく、心温まるいい思い出として、大切に残ることでしょう。



今日の隊長です。






隊長と散歩すると、心穏やかになれます。

ペットは、最高のヒーラーですね。



にほんブログ村 犬ブログ コーギーへ
ラベル:緩和ケア
posted by koropapa & koromama at 22:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 父のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月25日

痛みに寄り添う

ガン患者の感じる痛みには、身体的ものだけではなく、精神的な痛みや社会的な痛み、さらには、スピリチュアルな痛みもあります。

精神的な痛みとは、不安、孤独感、苛立ち、恐れ、うつ状態、怒りなど。

社会的な痛みとは、仕事上の問題、経済的な問題、家庭内の問題、人間関係など。

スピリチュアルな痛みとは、死の恐怖、人生に意味への問い、価値体系の変化、神への存在への追求、苦しみの意味など。

WHOでは、これらを包括して全人的痛み(トータルペイン)という概念を提起しています(参考文献・がん疼痛緩和ケアQ&A)。

つまり、ガン患者の痛みは、単に肉体的、生理的なものだけではなく、これら4つの痛みが複合的に絡み合った、いわば実存的な痛みであるということでしょう。

これら4つの痛みに対して、ケアしようとするのが緩和ケアの精神です。

そこには、薬剤を適切に使用して、痛みを緩和するプロであるとともに、患者や家族の痛みに寄り添うという姿勢が求められます。

それに比べて、一般病棟(ほかの病院の話です)の中には、あまりにも患者の痛みに無頓着な医者がいることも、残念ながら、経験しました。

すべての医療関係者は、緩和ケアの精神や概念を勉強して欲しいものだと感じました。



入院してから1ヶ月近く、わたしたちは、家族交替で24時間付き添いました。

マッサージしたり、さすってあげたり、リフレクソロジーや気功、アロマなど、ありとあらゆることを試みました。

これには、精神的苦痛やスピリチュアルな苦痛を取り除いてあげるという意味もあったと思います。

4つの苦痛を癒すための重要なサポーターが、家族なのです。

医療関係者と家族がうまく連携してこそ、患者を癒すことができるのだと、私は思います。

父の痛みや苦しみは、計り知れないものがあったと思いますが、少しでもやわらげることができたのでしょうか?

今、自問自答しています。



葬儀の翌日。

千の風を感じつつ、彼方を見つめる隊長です。






にほんブログ村 犬ブログ コーギーへ
ラベル:緩和ケア
posted by koropapa & koromama at 22:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 父のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月26日

素晴らしき方々との出会い

今日から仕事に復帰しました。

挨拶などを済まし、少しほっとしております。

初七日が過ぎたら、父の追悼ブログを終え、隊長ブログに戻る予定です。


父は、病名が分かってから、わずか5ヶ月後に旅立ってしまいましたが、短い間に、いろいろな方々とのご縁をいただきました。

お世話になった医療関係者の中でも、特に忘れがたい方がいらっしゃいます。

その方は、東京在住の東洋医学の先生なのですが、これほど親身になってくださるお医者さんを、私は寡聞にして知りません。

先生は、東京と大阪を行き来し、文字通り東奔西走していらっしゃる、大変ご多忙な方なのですが、毎日のようにメールで相談に乗ってくださり、的確なアドバイスをしてくださいました。

お電話で相談に乗ってくださったこともあり、眠れなくて夜中の3時前にメールを差し上げたところ、すぐさま、お返事をいただいたこともあります。

また、新幹線に乗って、はるばる自宅まで往診にまで来てくださったことは、私たち家族にとっても、心強いものがありました。

末期ガン患者の場合、本人はもちろんですが、家族も多大な不安と苦しみに包まれるものです。

7月末に救急車で病院に運ばれて緊急入院したあとも、幾度となく山場がありましたが、約1ヶ月近く頑張ってくれたことや、私が最後まで、比較的平静を保って、看病に全力投球できたのも、この先生のおかげです。

父が旅立ったことをご報告すると、先生は、葬儀にお花を贈ってくださいました。






先日、お話しした緩和ケアのスタッフからは弔電をいただくなど、多くの心ある医療関係の方々と知り合えたことは、大変幸せだったと思います。

今後もこうした方々とのご縁を大切にし、また、悲しみを力に変えて、もっともっと勉強し、ペットの食育などのフィールドで、何らかの貢献ができたらと考えております。



隊長は、快調です。

近々、復活予定!







にほんブログ村 犬ブログ コーギーへ
posted by koropapa & koromama at 18:19| Comment(12) | TrackBack(0) | 父のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月27日

彼岸への道 〜鎮魂の庭園〜

早くも初七日になりました。

今日は、印象に残る斎場のお話です。

実は、この斎場は、建築(庭園)作品としても素晴らしかったので、特別にご紹介したかったのです。

平成17年の4月にオープンしたこの斎場は悠久苑といい、市民の一般公募により名前が決まったそうです。






コンクリート打ちっ放しの外壁。

厳かで、静謐な感じが漂う建築物です。






特に印象に残ったのが、枡野俊明(ますのしゅんみょう)氏による庭園設計です。

枡野氏は、曹洞宗 徳雄山建功寺の住職でありながら、庭園デザイナー(日本造園設計代表)として活躍。

多摩美術大学の教授やブリティッシュ・コロンビア大学の特別教授なども務めている人物です。






エントランスホールに入って、すぐに見られるのが「旅立ちの庭」です。

苔と白砂、そして重厚感のある景石によって構成され、奥側に向かって、緩やかなスロープ状になっています。

こちら側を現世、そして、向こう側を来世と位置づけ、緩やかに天に昇っていく感覚を表現しているように感じられました。






和の感覚を根本としながらも、斬新なデザイン性を感じます。

建物と庭が、高度な精神性を具現した芸術作品になっており、最後のお別れをする場所にふさわしいものでした。






建築設計の石本建築事務所のHPによりますと…。

敷地の手前側に葬祭場・玄関ホール、奥側に火葬炉を配置し、セレモニーの空間を回廊でつないだ平面形とした。段階的に行われる儀式の中で、亡くなられた方が彼岸に向かってゆくことを意識させる構成となっており、自然を採り入れた空間とすることでお別れを迎えた人々の張り詰めた心を癒す。そして人間も自然界に生まれ、滅びてゆく存在であることを再認識するときをもたらす」


遺族は、回廊を巡りながら、知らずと此岸から彼岸へ向かい、再び此岸に戻ってくるような巡礼の旅の感覚を味わいます。






こちらは、回廊の外側に広がる「鎮めの庭」です。






待合いスペースの横に広がる「追憶の庭」

その背景には、山が広がり、自然と調和した庭園造りが見事。






待合室横の小さな「慈悲の庭」です。






こちらは、炉前ホールに接する「昇華の庭」

斎場に着いた途端、ちょうど父の涙雨のような雨が降り出して、情感たっぷりの雰囲気になりました。

池に雨の波紋が広がり、自然をも取り入れた前衛芸術のようです。

消滅した肉体が煙となって天に昇り、雨となって地上の生きとし生けるものを潤すように思えました。






悲しみには、独特の味わい深い質、繊細で微妙なエナジーがあります。

そのエナジーと調和する素晴らしい斎場で、最後のひとときを過ごせたことも印象深いものでした。


枡野氏の言葉で印象的なのは、庭は自分の心(精神性)の表現であり、自分の修行のレベルや力量を超えたものは作れない。

そして、先人の作った庭を観賞するときも、自分の力量以上のものは受け取れないというものです。

枡野俊明氏のHPは、こちら


どんな出来事も、そこから何を受け取るのか、それで自分の力量が試されそうです。

この数ヶ月間は、私だけでなく、家族の人間性を磨き、力量を押し上げてくれる、父からの貴重な贈り物が、数多くあったような気がします。

その贈り物を悲しみの彼方に埋もれさせてしまわないように、目を見開いて味わい、そして、心に染み入らせていきたいと思います。



最後に、こちらが、我が家の作品「隊長の庭」です。

生命溢れる川の畔の景色を借景して、黙想的な表情の隊長を配しました。

隊長流の追悼です。






ジョークを言う元気も出てきたでしょう?

隊長の復活近し!



にほんブログ村 犬ブログ コーギーへ
ラベル:枡野俊明
posted by koropapa & koromama at 20:29| Comment(4) | TrackBack(0) | 父のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月28日

旅立ち

初七日も終わりました。

多くの方々からお悔やみや励ましのお言葉を頂戴し、どんなに慰められたことでしょう。

本当にありがとうございました。


一週間前の今朝、父は旅立ちました。

あの日は、忘れようとしても、忘れることはできません。

死は、人生のフィナーレ。

人死して、何を残しうるや?


今日は、父が撮っていた写真をご紹介しながら、この追悼ブログを締めくくりたいと思います。

父は、映像カメラマンでもありました。

パソコンの中の写真を整理していたら、父の残したスナップ写真がいくつか残っていました。

2年前に写されたものですが、多分、実家の庭のお花ではないかと思います。






親戚や知人、同僚など、これまで数々の葬儀に出席しましたが、親の死というものは、また格別な情感があります。

ここでお見せできないのが残念なんですが、父の亡骸を前に病室に集まった家族全員で写真を撮りました。

皆、晴れ晴れとしたいい表情をしていたのが、印象的でした。

ある方に、その写真をお見せしたところ、感動した、最高のお見送りだと言っていただきました。

先日、お世話になった緩和ケア病棟へ家族がご挨拶にいったところ、私たち家族のことが大変印象に残っていると言われたそうです。

お世辞にしてもうれしいものですね。

家族の絆と団結、これも父の残した素晴らしい贈り物であったと思います






あっ、そうそう、ちょっと不思議なこともありました。

葬儀が終わって、お骨を実家に持って帰ったときのこと。

それまで点いていた玄関の外灯が、お骨を家の中迎え入れた瞬間に、消えたそうです。

そういえば、入院しても、父は家に帰りたがっていました。

あれは「今、帰ったぞ」という父なりのメッセージだったのかもしれませんね。






父が亡くなってからも、気がついてみたら、ずっとブログを書いていました。

パソコンを閉じて、じっと喪に服する道もあったでしょう。

でも、私は書くことを選びました。

ふと思い出して、昔買っていた「ヒーリング・ライティング」(つなぶちようじ著)という本を読み返してみました。

書くことで、自分自身を内側から癒す方法について書かれた本です。

著者も、父親の死に当たって、その思いを書くことで、癒された経験を持っています。

撮ることで癒される人もいるでしょう。

描くことで癒される人もいるでしょう。

写真を撮り、文章を書く…ブログという行為によって、私は少なからず心の整理をすることができたように思います。






こうして、心の整理もついてきましたので、明日から隊長ブログを再開いたします。

四十九日が過ぎたら、対外的な活動も再開していきたいと思います。

アジリティーに食育講座に頑張るぞお!







にほんブログ村 犬ブログ コーギーへ
posted by koropapa & koromama at 18:45| Comment(4) | TrackBack(0) | 父のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。